・Lステップの口コミを知りたい!
TwitterやYouTubeで「Lステップで◯◯万円稼ぎました!」、「Lステップを使うと売上が20%上がった」という投稿をよく見かけますよね?
このようなポジショントーク的なものばかり見ると、逆に怪しく感じるのは当然です。
では、実際のところLステップの口コミや評判はどうなっているのでしょう?
そこで本記事ではLステップが怪しいかどうかを良い口コミと悪い口コミと比較してみました。
Lステップの導入を検討されている方やLステップ構築代行を目指そうとしている方はぜひ参考にしてください。
Contents
1:Lステップの良い口コミ
まず、Lステップの良い口コミをTwitterでリサーチしてみます。
メルマガで衝撃的なデータが出た。以前バックアップで取っておいたメールアドレス23000人くらいに配信したのですが、開封率5%。バックアップが無駄とわかった瞬間。絶望でした。
Lステップは同じ条件で配信しても50%は出た。すこすぎる。
— YouTubeマーケターおさる|起業1年で月収3.6億 | 2年で売上9億 | YouTube27万 (@osaruproducer) February 2, 2022
Lステップで配信して50%でたとありますが、何が50%なのかがここには記載されていません。
Lステップは開封率の測定ができませんので、リンククリック率かCVRのことでしょうか?
いずれにしてもLステップの効果は実感されているようです。
Lステップを触るようになってから多分半年くらい経ったと思うけど一度使うとマジでやめられないです。
しっかり作り込んでお客さんを管理できるようにできれば自分が売りたいお客さんだけに売れる
売る以外にも使い道は多くて、「LINE画面で講義を送れる」とかも凄いことだよね。
勉強して損はない
— キメラゴン|SNSマーケ×学生起業 (@kimeragon01) December 5, 2020
自分が売りたいお客さんにだけ売れるというセグメント配信に効果がかなりあるようですね。
Lステップの勉強をすることをおすすめしています。
他の良い口コミで多かったのは、メッセージの開封率の高さと顧客管理機能の充実です。
今までメルマガで発信していたのをLステップに変えただけで、メッセージの開封率や成約率が上がったという声が多数上がっています。
また、顧客情報をアンケートを取り、多くの情報を得た上で、ユーザーに合わせたセグメント配信も効果を感じている方が多いようです。
メルマガでは自分に関係がないメッセージが来ることも多いですが、Lステップは顧客のニーズに合わせてメッセージを送ることができるためファンを作りやすいのでしょう。
商品を売るだけでなく広告にもなるため、導入して満足の声が多いのも事実です。
2:Lステップの悪い口コミ
それでは次にLステップに関する残念な投稿や悪い口コミをみてみましょう。
Lステップって自動化の一つの手段であることにすぎません。しかも、決められた時間にメッセージが送られるので、教育することも難しいし、信頼構築もされにくい。だからこそ、定期的にお客様へのフォローアップとして、セミナーや無料相談会を開催し、積極的に距離を縮めていく必要がありますね。
— せっきー|徒然なる出張MEMO (@sekki_business) August 17, 2021
Lステップが悪いというより、Lステップに丸投げするのではなく、積極的にユーザーと距離を取ることが大事だと仰っていますね。
Lステップ流行ってるけど
元々の公式LINEの機能だけでいける!ってことも多々ある。自動化・効率化が目的なのであれば公式LINEとGoogleフォームだけで十分いける。配信コストを抑えたい、細かく分析したいという場合はLステップ使えばいい。案件取りたさにLステップ営業してる人多すぎ。— だいき@マーケティングおたく (@daiki_marketia) October 8, 2021
Lステップ構築代行の案件を取りたいがために、ポジショントークが多いという意見があります。
確かにこの方の仰る通り、LINE公式アカウントの機能だけで事足りるのであれば、無理にLステップを導入しなくても良いという考えには同意します。
例えば、リッチメニューもLINE公式アカウントで作成できますし、ステップ配信も行うことができますし、割引クーポンも発行することができます。
ただ、無形商品の販売やコーチ・コンサル業のような無形商品を販売されている方は、垢バンのリスクがあるためLINE公式アカウントから直で配信するより、LステップのようなAPIツールを挟んで配信したほうが良いでしょう。
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Lステップの悪い口コミで多かったのは、Lステップを導入するだけでは効果を発揮できないということです。
Lステップはあくまでも集客や売上アップのツールの1つで「Lステップをなぜ導入するのか?」という目的を明確にしないといけません。
Lステップは費用がかかり導入するだけだと逆効果になりかねないため、導入前に目的を持って計画を立てておきましょう。
費用はスタートプランで月額2,980円で一番高いプロプランで32,780円の費用が発生します。
LINEを使うことが少なかったり、売上アップをあまり考えていない場合はLステップの導入をおすすめしません。
また、Lステップを効果的に使うためにはLステップの機能を構築するだけでなく、ユーザーに商品やサービスの価値を伝える文章力や集客するために何をする必要があるかを分析するマーケティング力が必要となります。
Lステップの導入が目的になってしまわないよう注意しましょう。
3:Lステップを導入した方が良い人とは?
では、Lステップを導入したほうが良い人とはどのようなケースなのでしょう?
おすすめしたいケースは以下の3つです。
Lステップを導入したほうが良い人
・開封率の高いツールを期待している人
・顧客管理を簡単にしたい人
ひとつひとつ見ていきましょう。
BtoCビジネスをしている人
BtoCビジネスとは企業が商品を直接消費者に届けるビジネスモデルで、Amazonや楽天のようなインターネット販売を行っている事業、飲食店や美容室もBtoCビジネスの一つです。
LINEは主に個人で使うことが多い連絡のツールなためBtoCビジネスと非常に相性がよく、自社の商品の宣伝を直接個人に送ることができます。
逆に、コピー機のような企業に向けた商品はLINEを通して宣伝することに向いていないため、企業向けの商品を扱っている人にはLステップを導入しても効果に期待しにくいです。
飲食店や美容室などの店舗型のビジネスやスポーツジムや英会話スクールのような「個人」をターゲットにしているビジネスの場合、Lステップの導入を検討してみてもいいかもしれません。
開封率の高いツールを期待している人
昨今では個人のメッセージのやりとりはLINEで行われることがほとんどで、メールで情報発信しても読まれることが少ないです。
実際にメルマガの開封率は良くて10%程度と言われています。
EメールマーケティングメディアMarketingProfsの記事によると、平均開封率9.7%~10%(ベンチマーク対象:2012年に配信された14億のオプトインメルマガ)という数字が出ています。ただし、これは莫大な配信数の平均のため、ある程度ユーザーがその企業に興味を持っている場合の平均値は、15~20%程にアップします。逆に企業と関わりが薄いユーザーの場合、5~10%程になる場合もあります。
引用元:SATORIマーケティングブログ
ちなみに、LINEの到達率は100%、開封率は60%とメルマガと比較すると圧倒的に高い数値となっています。
なので、メルマガをLINEに移行して発信するだけでも開封率がかなり上る可能性が十二分にあるはずです。
また、Lステップは配信機能が充実しており、年齢や性別など配信対象を絞ってメッセージを送るセグメント配信や、日程や時間に合わせて設定した配信内容を自動でメッセージを送るリマインド配信があります。
以上のことから、メルマガを送っても効果を感じなかった人や成約率を上げたい人はLステップの導入は効果的でしょう。
顧客管理を簡単にしたい人
Lステップは顧客の情報を収集する機能が充実しています。
例えば、「回答フォーム」という機能でアンケートを取ることもできますし、カルーセル機能を活用してチャットボット式のアンケートを実施することも可能です。
アンケートを活用し、ユーザーの属性・業種などの情報をLステップに格納することにより、顧客管理が圧倒的に楽になります。
他にも、対応中のユーザーにメモを残したりラベルをつけたりできる顧客管理機能が充実しています。
さらに、Lステップではアンケート結果の情報を複数のデータと掛け合わせて分析できたり(クロス分析)、LINE登録をどの媒体からしたかを調べる機能(流入経路分析)があるため、分析が行いやすいです。
なので、ただただリッチメニューやステップ配信を作るだけならLINE公式アカウントで事足りるかもしれませんが、しっかりマーケティングを行う場合は顧客情報の収集ができるLステップを導入したほうが良いでしょう。
まとめ
以上、Lステップの良い口コミと悪い口コミ、Lステップを導入したほうが良いと思われるケースをご紹介しました。
最後に結論を申し上げると、Lステップを導入しただけでは売上アップは難しい。
Lステップを導入した後、ユーザーとの信頼関係を構築する配信を行ったり、距離感を縮める施策を取る必要があるということです。
また、Lステップ構築代行で稼ぐ場合も、クライアントに寄り添い、解決したいことをLステップで実現する提案をする必要があります。
Lステップは売上を上げるための施策の一つであるということです。
ぜひ、まずはご自身の課題をしっかり分析し、「Lステップが必要なのか?」、「Lステップで解決できそうなのか?」を検証してください!