・飲食店でLINEを導入している店舗が増えているのは本当?
・Lステップって何ができるの?
このようなお悩みを抱えている飲食店経営者様、LINE公式アカウントとLステップを活用すれば新規客の増加やリピート率アップに繋がるかもしれません!
しかも、LINE公式アカウントは無料で利用できるのと、Lステップも月額数千円程度で使えるので経費はほとんどかからないのです。
であれば、導入しない理由はありませんよ?
とは言っても、飲食店にLINE公式アカウントやLステップをどのように活用すれば良いのかわからない方も多いハズ。
そこで本記事では、飲食店でLINE公式アカウント・Lステップを導入するメリットや活用するコツをご紹介します。
飲食店経営者様やマーケティング担当者はぜひLINE導入の参考にしてください。
Contents
1:飲食店がLステップを導入するメリット
まず、飲食店にLINE公式アカウントやLステップを導入することによるメリットを解説していきます。
1:リピーターが増える
飲食店がLINE公式アカウントやLステップを導入するメリットの一つはリピート率アップが見込めることです。
例えば、LINE公式アカウントには「クーポン」や「ショップカード」という機能があります。
「クーポン」とは名前の通り割引クーポンをLINE上で発行できる機能。
「ショップカード」というのは、要はポイントカードをLINE上で発行できる機能のことを指します。
活用方法の例を挙げると、LINEの友達追加時に20%OFFのクーポンを配布したり、ドリンクやサイドメニューの無料券を配布するなどがあります。
クーポンは保有効果という心理術の一つで、「お得に買い物が出来る機会を損失したくない」という心理が働くことによりクーポンを使うために再来店する可能性が上がります。
クーポンやスタンプカードはリピーターが増える施策の一つですね。
2:テイクアウトのオーダーを自動化
Lステップを上手に活用すれば、テイクアウトのオーダーを自動化することができます。
やり方としては、リッチメニュー内にテイクアウトのボタンを設置し、そこからLステップ回答フォームに遷移させオーダーを入力してもらうような流れにしたり。
Lステップのカルーセル機能を活用して、チャットボット形式でオーダーを取るというやり方もあります。
Lステップでテイクアウトのオーダーを取ることにより、テイクアウトの注文を誰が何回したかというのをデータで取ることもできます。
取得したデータを元に人気の商品、時間、お客様の情報などお店や商品の改善に繋がる情報を収集し、マーケティングに活かすことも可能です。
例えば、リピーター向けのクーポンを発行をしたり、感謝のメッセージを送ったりすることでテイクアウトのリピーターを増やすことができるでしょう。
根強いリピーターを作ることで売上アップだけでなく、売上を安定させることへも繋がります。
3:顧客対応の工数を削減
LINE公式アカウントやLステップには「自動応答」という機能があります。
この自動応答機能とは特定のキーワードに対し、予め設定しておいたメッセージを自動で配信することができる機能です。
例えば、【予約】というキーワードが含まれたメッセージが送信された場合、予め作成しておいた「予約はこちらからお願いします。URL」というメッセージを自動で返すよう設定することにより、お客様の応対時間を減らすことができます。
LINEで顧客対応することにより、電話予約で時間を取られなくなったり、メール予約であればメールを確認する手間が省けます。
ただし、LINEで予約を受け付けるためにはLINE公式アカウントに友だち登録してもらわなくてはなりません。
なので、1回目の来店時に友達登録してもらう施策を用意し、2回目以降はLINEから簡単に予約できるメリットも合わせて伝えることをおすすめします。
Lステップを上手に活用することで、顧客対応の工数を削減することに繋がり、業務の効率化を図るという大きなメリットがあると言えます。
4:LINE広告を使って新規顧客獲得
LINE広告とはLINE内のトーク一覧の最上部のトークリスト、LINE NEWS、LINE BOOMなどに表示されるコンテンツを指します。
以下にLINE広告についてわかりやすく解説した動画をご紹介します。
LINE広告は友達追加のタイミングで料金が発生するため、LINE上で露出を増やすだけでなく無駄に広告費用を払う必要がありません。
ただし、LINE広告はLINE公式アカウント認証アカウントしか使えない広告です。
なので、飲食店であればLINE公式アカウントを認証アカウントにし、LINE広告を運用しているといいでしょう。
2:飲食店がLステップを活用するコツ5選
ここまでで、飲食店はLINE公式アカウントやLステップを導入するメリットについてお伝えしました。
では、実際にどのようにLINE公式アカウントやLステップを活用するのが望ましいのでしょう?
そこで、LINE公式アカウントやLステップを飲食店に活用する方法やコツについてご紹介します。
1:来店時に友達追加の声がけをする
LINE公式アカウントやLステップを活用するためには、そもそもLINE公式アカウントに登録してもらわなくてはなりません。
なので、いかに友達登録してもらうかが今後の施策の重要な鍵となります。
特に初回来店時にいかに友達登録してもらうかが重要です。
友達追加施策でよくお店で見かけるのが、店内の壁やテーブルに公式LINEのQRコードを貼っているケースです。
しかし、ただ店内にLINE登録を促すPOPを貼っているだけでは友達登録に繋がることは稀です。
実際にあなたも飲食店に行った際、LINE友達登録のPOPを見かけたことが多々あると思います。
そして、そこで友達登録したことはありますでしょうか?
たぶんほとんどないはずです。(LINE公式アカウントの運用リサーチ目的で登録することがあるかもですが。)
なので、友達登録してもらうには、実際にスタッフからLINE公式アカウントに登録するようお願いする声掛けをする必要があります。
声掛けする際も、来店時のオーダーを取る時やお会計時に「LINEへの登録はもう済ませましたか?」と複数回すると効果的です。
合わせて友達追加をするとクーポンがもらえたりサイドメニューの無料券など、友達追加時のメリットの訴求や登録特典となるリードマグネットも用意すると登録率はさらに上がるでしょう。
2:スタンプカードを使う
LINE公式アカウントにはショップカード機能があります。
このショップカード機能を使えば、LINE上でポイントカードを簡単に発行することができるのです。
ポイントカードにはスタンプ5個で10%OFFやサイドメニュー1品プレゼントなどスタンプの数と特典の内容なども簡単に設定することができます。
また、LINE上にポイントカードがあるのでお客様がポイントカードを無くすこともなくなります。
スタンプカードを紙媒体で作ってるお店はLINEに移行するだけで経費削減にも繋がりますよね。
誇張抜きでショップカード機能を使わない理由はないといえます。
3:来店後のアフターフォロー
お店に来店しLINEに友達追加をしてもらった後、「来店していただいてありがとうございました」など感謝のメッセージを送ると、お客様も嬉しくなり再来店に繋がる。
感謝のメッセージだけでなくクーポンの配布や新しい商品の紹介するのも効果的です。
とは言っても、お客様ひとりひとりにメッセージを送るのは骨が折れますよね?
そこでぜひ活用していただきたいのが「ステップ配信」です。
例えば、友達登録してくれた1日後の12時に「昨日はご来店ありがとうございました!お料理はお口に合いましたでしょうか?」というようなメッセージを自動で配信することができます。
友達追加された人へステップ配信にアフターフォロー用のシナリオを組み込んでおけば、再来店に繋がる仕組みが完成します。
ちなみに、ステップ配信機能はLステップを導入しなくても使える機能です。
LINE公式アカウントでも無料でステップ配信を作成することができます。(通数はかかります。)
4:回答フォームを活用する
Lステップには回答フォームという機能があります。
この回答フォームを活用すれば簡単にアンケートを作成することができます。
また、飲食店であれば予約フォームとして、来店日時、人数、料理内容などに回答フォームを活用するのもおすすめです。
さらに回答フォームから予約してもらった人に対し、自動リマインド設定もできるため、当日キャンセルなどの防止に繋がるでしょう。
5:新商品の宣伝をする
アンケートを取ったあとは、しっかりアンケート結果を分析することが大事です。
例えば、商品を開発中に反応が知りたければ、アンケートをとってお客様の声を聞くことができます。
アンケートに答えた結果、自分の意見を元に商品が販売されるとお客様も嬉しくなり来店したくなるでしょう。
新商品が完成したらLステップの一斉配信機能で、友達追加してくれているお客様には広告なしで宣伝できるのも魅力です。
まとめ
以上、LINE公式アカウントやLステップを飲食店に活用するメリットや活用方法についてご紹介しました。
LINEは飲食店の相性は非常によく、導入することで売上アップの期待ができます。
Lステップにはお店の宣伝、予約、テイクアウトなどに活用できる機能がたくさんあります。
なので、ぜひ導入してお店の売上アップにつなげてみましょう!