・クーポンとショップカードって何が違うの?
・クーポンがうまく表示されない
・LINEクーポンの画像サイズは?
本記事ではこんな疑問を解決していきます。
まず、最初に結論から申し上げますと、LINE公式アカウントで割引クーポンを発行することは可能です。
しかも、無料で利用することができるのです。
クーポンは店舗型のビジネスに非常に相性がよく、新規来店・リピート率・売上がアップしたという事例が多数あります。
そこで本記事では、LINE公式アカウントでクーポンを作成する方法について画像も用いながらわかりやすく解説していきます。
Contents
LINE公式アカウントでクーポンを作成する方法
それでは、LINE公式アカウントでクーポンを作成する方法について解説していきます。
今回はスマホでクーポンを作成する方法を画像を用いながらご説明しますね。
クーポンの完成イメージ
LINE公式アカウントでは、上記のようなクーポンを簡単に作成することが可能です。
では、作り方について解説します。
LINE公式アカウントでクーポンを作成!
まず、LINE公式アカウントのアプリをタップして管理画面に移動します。
LINE公式アカウントのメイン画面の左側にある「クーポン」をタップしてください。
クーポンの説明画面が表示されますので、下にある「作成」ボタンをタップ。
上記がクーポン作成画面です。
クーポンに必要な情報を埋めていきましょう。
【クーポン名】
作成するクーポンの名前を入れてください。
ここで入力した文言がクーポンのタイトルとして表示されます。
なので、シンプルに割引券として配布するよりも、誕生日や店舗の1周年記念などイベントと掛け合わせたようなタイトルを作るとより効果的でしょう
ちなみに上記はバースデークーポンとして仮で作成します。
【有効期限】
クーポンの有効期限を決めてください。
ここで設定したクーポンの終了日時を過ぎると自動でクーポンが停止します。
なので、きちんと設定しておけばイベントに合わせてクーポンを停止処理する必要はありません。
【写真】
クーポンの表示画面に画像を挿入してください。
ファイルサイズは10MB以下、推奨画像サイズは640×640PXです。
自社の商品やサービス内容を記載した画像を作って添付すると、クーポンのお得感を出しながら自社の商品をアピールすることができます。
【利用ガイド】
クーポンを利用するための注意事項や条件などを記載してください。
初期値で文章が入っていますが、自社好みに書き換えることも可能です。
【抽選】
抽選は全員だけでなく、一部の人に限定的に配布する機能です。
抽選の当選確率は1〜99%まで設定する事ができ、ゲーム性を持たせることができます。
クーポンの価値を高めるために抽選機能を使うのも可能ですが、ほぼ全員に配りたい場合は99%か抽選機能の設定をなしにするといいでしょう。
【公開設定】
クーポンを配信する範囲を決定します。
クーポンを配信する範囲は「全体公開」「友だちのみ」から選択できます。
公開範囲を全体設定にすると、誰でもトークやLINE VOOMにクーポンを投稿することができますので、シェアされる可能性が高まり、LINE公式アカウントの友だち獲得に繋がるきっかけになります。
もし、新規登録や拡散を狙う場合は、全体公開にすることを推奨します。
「友だちのみ」に設定すると、チャットルームやLINE VOOMで投稿することはできません。
なので、友だちのみの限定クーポンという希少性の高い演出をすると、クーポン使用率が高まるかもしれません。
【使用可能回数】
クーポンの使用可能回数を設定します。
1回のみ、上限なしの2つから選択しますが、自社の運用によって設定するといいでしょう。
【クーポンコード】
クーポンコードはあらかじめ決めた文言を設定して、ユーザーが自社が決めた文言を入力すると割引される機能です。
クーポンコードを「表示する」にすると5~16文字を入力する形になります。
決めた合言葉を入力してもらうイメージで、通信販売でよく使われる手法ですね。
【クーポンタイプ】
クーポンタイプはクーポンの種類を選択する設定です。
クーポンタイプの種類
・割引
・無料
・プレゼント
・キャッシュバック
・その他
上記5つのどれかを選択すると、選択したタイプによってクーポン名の部分の色が変化します。
ちなみに、ここで選択したクーポンタイプによってクーポンの機能が変わることはありません。
ただ、クーポンに表示される背景色が変わるだけなので、気軽に決めていただいて大丈夫です。
全て設定できたら「保存」をタップしてください。
設定が完了するとクーポンが追加されます。
違うクーポンを作りたい場合は、「作成」から上記と同じように設定してください。
クーポンの分析方法
PCでLINE公式アカウントの管理画面にログインするとクーポンの利用状況を分析することが可能です。
作成したクーポンを選択すると、開封したユーザー数、使用したユーザー数が表示されクーポンの効果を確認できます。
例えばクーポンが開封されるのに使用したユーザー数が少ないという結果ならば、クーポンの特典に課題があると分析でき改善策を立てられるでしょう。
クーポンの開封数は少ないが使用したユーザーが多いという結果ならば、クーポンの見せ方や表示が魅力的ではないと分析できます。
クーポンは友だち追加のきっかけになりますが、新規獲得だけでなくリピーターの増加につながるためクーポンの改善は売上を上げるため重要な施策となります。
クーポンとショップカードの違いは?
LINE公式アカウントには「クーポン」と「ショップカード」という機能があります。
どちらも割引や特典付与に使えますが、機能は違います。
まず、クーポンは先程解説した通り、割引クーポンなどをトークやLINE BOOMを使って友だちに配布する機能です。
それに対し、ショップカードはポイントカードというイメージです。
例えば、お店に来店してもらった際、QRコードを読み込んでいただくと、ポイントカードに1ポイント加算される。
10ポイント溜まったらドリンク一杯サービスというクーポンを付与するという感じです。
なので、クーポンを作成するのであれば、合わせてショップカードを作成し、ショップカードの特典としてクーポンを付与するのが効果的です。
というようショップカードは例えば同じような機能に見えがちですが、使い方はちょっと違います。
クーポン機能を活用するメリット
LINE公式アカウントの友だちを増やす上で重要になるのが「特典」です。
ユーザーはなにもない状態で友だち追加しにくいですが、魅力的な特典やメリットがあると友だち追加しやすくなります。
例えば、割引券や商品プレゼントなど、友だち追加することで得られるものを準備することが大事です。
クーポンは心理学の「保有効果」を利用した手法で、「自分が得たものを手放したくない」という心理が働くためクーポンを活用するために来店することは多いです。
クーポンは友だち追加を増やすだけでなく、来店頻度の向上にもつながります。
また、LINE公式アカウントは配信ばかりするとブロックされやすいですが、定期的にクーポンを配布する事でブロック防止にもなるでしょう。
ユーザーにとって自社が配信する内容にメリットを感じてもらうために、お得な情報としてクーポンを活用することもできます
まとめ
以上、LINE公式アカウントでクーポンを作成する方法やクーポン作成のメリットなどを解説しました。
LINE公式アカウントで友だちを増やすために、クーポンを活用することが重要です。
クーポンは友だち追加や来店頻度を上げるための施策の一つですが、特典を魅力的にする事でクーポンの効果は変化します。
店舗型のビジネスで活用しやすい機能なため、LINE公式アカウントのクーポンを活用して友だち増加と売上アップにつなげましょう。